ワクワク感がビジネスの基本〜「ワクワクするビジネスに不況はない」を読みました。

小阪裕司 知的生き方文庫 三笠書房

今、大阪にいる。
この巨大な商業都市で、「お笑い」文化が栄えているのは、偶然ではない。
商いはちょっぴり人を楽しませる事にあるのを、大阪人は知っているのだ。
自分がワクワクすることを仕事にする。自分のワクワクがお客様のワクワクと出合うときに市場が生まれる。
仕事とはサービスを売る事である。例え、「販売」や「営業」といった部署にいなくても、会社などに自分の労働サービスを売っている。
また、米屋など、「モノ」を売るところにいる人は既製の概念を打破する必要がある。
実家の米屋を継いだ野村氏は「米屋」の概念を変えた。いかに客を楽しませるかを考えるようになった。「野村屋」はその成果である。
メルマガ(しかも、よくある売らんかなではなく、野村氏の日々の感想とか)を出したりした事である。
おかげでファンレターが来る米屋になった!
すごいねぇ!
売っているのは、その「モノ」ではなく、その「モノ」のもたらす付加価値なのだ!
例えばお米なら、それを炊いて作ったおいしい(^〜^)ご飯はもちろん、食べた時の満腹感や笑顔や家族のだんらんまで売っているのだ!
自分の市場を作り上げれば、一人勝ちである。いい例が、東京ディズニーランドスターバックスヴィレッジヴァンガード(以前人にすすめられたが行きたい所である)だ。
自分がワクワクするのは楽しいし、人をワクワク、ドキドキさせるのも素敵だ。
それで、お金が入れば文句はない。