お散歩はじめました!〜「脳が生まれ変わる魔法のウォーキング  サイトカインであなたの脳が全快になる!」を読みました。

            医学博士・理学博士 佐藤富雄         宝島社


 これ読んで、ウォーキングをはじめた。3日目である。

 朝1時間以上というのは、ちょっと時間をとるかなと思ったが、なんというか残りの一日の時間の過ごし方が濃くなるので、十分モトはとれる。集中力の深さが、ウォーキングを始める前と後では全然ちがう。

 ちょっと筋肉痛だけど、気持ちのよい疲れを感じる。ごはんがおいしい。

 実感として、魔法のような感じがする。今まで朝起きられず、しようと思ったことも半分ぐらいしかできなかったけど、やる気が出てきた。

 「散歩」や「歩くこと」は、昔から身体や頭に良いとされている。ゲーテ、この日記で以前紹介したシュリーマンも散歩を趣味としていた。他にアリストテレスプラトンソクラテス・・・。

 歩き続けていると、確かに小1時間ほどで、身体が熱くなり、なんともいえず気持ちいい。

 今は家の周りだけだが、いずれ、緑が多いところに遠出して歩こうかなと思う。

 脳の活性化には、ベストだろう。

 この本の薦める歩き方は・・・

  1. ウォーキングは毎日1時間以上これは快楽ホルモンを分泌させるため。15分程度でドーパミンとベータエンドルフィン、40分でセロトニン、とそれぞれのホルモン分泌に時間が必要なため。1時間ほど歩くと、3者のバランスが良くなる。
  2. 背筋を伸ばして1秒に2歩のペースでこのペースは目安程度。ただセロトニンを分泌するところに「ペースメーカー細胞」というのがあり、刺激のためのリズムがこの1秒に2歩のペースだから。
  3. 週に2回だけちょっときつめの運動をするちょっと走ったり、階段を駆け上るだけでもいい。サイトカイン10を分泌させることによって、脳は劇的に進化する。「脳を鍛える」系の単純計算や単純作業ではなく、脳の根本的な土台を鍛え、的確な判断力、集中力を養える。
  4. ちゃんと戸外を歩く(ルームランナーじゃダメ)景色や風、太陽の光を楽しみ、五感を刺激する。
  5. できるだけ早朝に歩く早朝の太陽の光をあびると夜になってメラトニンというホルモンが分泌される。これは眠りをコントロール、若返りにも効果がある。


 なお、ウォーキングの様子は別途、お散歩日記にて公開予定である。