「『東大』『ハーバード』ダブル合格 16倍速勉強法」を読みました。

          本山勝寛 著     光文社

 本の虫日記をはじめたキッカケが、この本である。

 勉強法の本としては、チョ・スンヨンさんの本の次にベストの地位を虫の中でキープしている。本当に参考になる。

 だって・・

 「東大」
 あの東京大学である!
 誰しも、日本の最難関というであろう(たまに京大というヘソまがりもいるけど)。

 もっとも、自分が頭よくても、それを人に教えるのは苦手という人はいる。
 虫は父親が東大出身だったけど、中学生のときに「数学教えて〜〜」と頼んだら、「こんなこともわからないのか!!」と叱りつけられて、キライだった数学が、だいっ嫌いに昇格した・・・。
 そのためか、数学がいらない、私立文系の大学(ソコソコ)にすすみ、以来のらりくらりと過ごしている。

 本山さんは、偏差値50(!)というところがら、1年間で東大に現役合格をし、こちらは、工学部だったが、のちに留学したハーヴァードでは教育学を専攻している。

 つまり、自らの学力を短期で伸ばした経験があり、かつ、人に教えることに興味をおもちなのだ。
「勉強ってどうやったらいいの?」と聞くのに、これ以上最適なお方があろうか!!?

さて、16倍速勉強法とは?

   学習効果= 地頭(ぢあたま) × 戦略 × 時間 × 効率

 の式が成り立つと考えて、それぞれを2倍すると考えると、2の4乗で16倍の速さで成果がでる。という意味のようだ。それぞれの項目を検討する。<地頭>
 もともと持っている頭のよさだが、鍛えることは可能。筆者はその鍛え方についてこう書く。
  読み・・・・多くの本を読むこと。(チョ・スンヨンさんと同じ)
  書き・・・・アウトプットにより、「読み」が身につく。ブログが推奨されていたので、虫も採用。
  ソロバン・・基本的計算力は重要。虫も数学を敬遠したことを後悔してる・・。今は簿記2級を目指して四則計算はやり直し!である。
  体力・・・・頭も身体の一部。身体を鍛えることで頭もよくなる。勉強の合間に体操や家事をはさむのがおすすめである。<戦略>
 期限のある目標を立てて、そのための情報収集をし、目標が何で構成されているか、時間的にいつまでに何をすべきか、そのためのモチベーションをアップすることが必要。(これも、チョ・スンヨンさんと重なる)

 例えば、簿記2級で考える。2008/11/16が本試験日である。(申込済)科目は商業簿記と工業簿記があり、それぞれ、70%の得点が必要である。(日本商工会議所HPより)教科書や参考書は買ってある。これを日々何をするかに落とし込む。(それはこれからします)がんばるぞー!

<時間>
 時間を増やすってんなら、チョ・スンヨンさんとは違う?と思ったけど、よく読むとそうでもない。短く区切るとかあるし。勉強時間が多ければ、期間も短くなるはず。ただ、休憩をとることは大事!

<効率>
勉強は問題を解くことを中心に。

ここに出ている、「点数を目安として考える」っていうのは、とっても重要だと思う。虫もそんな優等生ではなかったけし、点数が悪い=頭が悪い=人格も悪い みたいな考えが出回りすぎだと思う。あるテストで出来が悪いからって、頭全体が悪いわけではないし(たまたまできなかっただけ)、ましてや人格とは全く関係ない。なのに、点数が悪いばっかりに、それを直視できず、逃避して勉強からも逃げる・・・ってなことでだんだん悪化していた。(成績がね)

勉強の前にノルマと制限時間をつくる。

本番のように、毎日の勉強に臨む。


 それでは、簿記の戦略を練らなくては・・・。ちなみにこの方、はてなダイアリーでブログを書いているので、是非、のぞいてみるとよい。(BOYS BE HUNGRY 〜夢を現実に〜という題名である。)