2008-09-23 「騙し絵の檻」を読みました。 ジル・マゴーン著 中村有希訳 創元推理文庫 無実の罪で殺人犯として服役したジム・ホルトが、仮釈放後、真犯人を捜しにかかる。 副次的な謎だが、被害者アリソンが、手当たり次第浮気をする理由:ホルトと寝た理由が意外。 それをすんなり受け入れるホルトはかなり進んでいると思う。 幼なじみなので、察していたというのもあるだろうが。 ホルトとジャンの恋愛も、良い味付けだが、感情的な描写に優れている。 さすがにジル・マゴーンはどれをとっても、期待を裏切ることがない。