「本当に頭がよくなる1分間勉強法」を読みました。

                       石井貴士著     中経出版

 アヤしげなタイトルですが、まともな本です。
 「1分間で1冊」とか書いてありますが、本当に読むわけではありません。そこらへんが、虫が以前読んだ速読法と違うところ。パラパラとめくる速さで「読める」という本は読みました(ちょっとやってみましたが、方法が悪いのか、根気が足りないのか、できませんでした)けどね。

 TVも確かに、ドラマとかは忘れるけど、CMは覚えてるのと同じで、要は本をパラパラとめくり、大事そうなところをページを折ってマークして、メモして、一分間で見渡せるようにする。それを何回を繰り返すという方法。繰り返した方が定着するのは確か。

 本を楽しむ読書は、普通に読みたいけど、勉強の読書、特に試験のためのものとかは、これで十分だと思います。

 前にも紹介した「合格したけりゃ、勉強するな。」という本にも、中間試験前に、参考書とか問題集にあたる時間がなくて、教科書だけやり、レポート用紙のペラ紙1枚にまとめたものを何回もみながら(ご飯食べたり、登校したりしながら)学校に行き、テストを受けたところ、今までとったことのない、最高点を取ったというエピソードがありましたが、それと通じるものがあります。
 重要な事(たいがい教科書に書いてある)に集中する1分を、たくさん作りましょうということなので、1分で全てが終わるわけではありません。